それぞれの行事について

修正会(しゅうしょうえ)
三朝祈祷(さんちょうきとう)
1月1~3日
正月元旦より3日まで、毎朝、仏法の興隆と国土の安穏を祈念し、壇信徒各家庭の一年の幸せを祈願します。
大般若会(だいはんにゃえ)大般若経六百巻を転読(一定の経文を唱えながら経巻を左右にパラパラとひるがえす)して、この世の平和と、天災地変を免れ、厄難なく、五穀豊穣を祈祷します。
高祖降誕会(こうそごうたんえ)1月26日
道元さまの誕生を祝し、恩徳を慕います。
涅槃会(ねはんえ)2月15日
お釈迦さまのお亡くなりになられた日で、その情景を伝える「涅槃図」をお掛けし、法要を営み、ご入滅をしのびます。
彼岸会(ひがんえ)3月・9月
日本ならではの仏教行事。春・秋の中日を中心に一週間法要が執り行われます。
仏誕会(ぶったんえ)花っまつり4月8日
お釈迦さまの誕生日にあたり、故事にならい、花御堂を設け、誕生仏をまつり、甘茶をおかけしてお祝いします。
盂蘭盆会(うらぼんえ)7月・8月
今は亡き人々の冥福を祈り、祖先の霊を供養します。
施食会(せじきえ)一般には、お盆を中心に行われる行事。萬霊に食べ物を施し、一切の精霊に供養のまことを捧げる法要です。
両祖忌(りょうそき)9月29日
道元さまと瑩山さまの亡くなられたご命日は、ご一緒であり、両祖に対する報恩の法要です。
達磨忌(だるまき)10月5日
禅の教えを、はるばるインドから中国に伝えた達磨大師の亡くなられた日で、その徳をしのびます。曹洞宗の寺院では、達磨大師の尊像を、本堂の左脇にまつるのが慣習です。
太祖降誕会(たいそごうたんえ)11月21日
瑩山さまの誕生を祝し、恩徳を慕います。
成道会(じょうどうえ)12月8日
お釈迦さまが、菩提樹の下でおさとりをひらかれたことを記念し、行われる行事。お釈迦さまは、八日の明け方、暁の明星が輝いたとき、さまざまな迷いや不安が消え去り「われと大地の有情と同時に成道した」と「おさとり」の宣言をなされました。成道とは、仏道を成就したという意味。この成道に因んで、一日から八日まで「臘八接心(ろうはちせっしん)」といって、朝起きてから夜休むまで一週間、坐禅の修行にはげむ行持があります。
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